蓄電池を知る 第7回 『蓄電池と電力自由化の関係』
2014.10.7
こんにちは、アフタープラスの守川です。
今回は電力自由化と蓄電池の関係についてお伝えします。
今は地域ごとの電気事業者が停電しないように需要に対して余力を持った状態で電気を供給していますが、自由化になるとコストカットの為に供給がぎりぎりになります。
ぎりぎりの状態で供給していますので今までよりも停電が起こりやすくなります。
そうなると、電力需要の多い昼間の電力使用を減らし、比較的需要の少ない時間帯の電力をうまく活用できないか?と考えます。
そこで注目されるのが蓄電池です。
夜間の電力を充電して昼間に蓄電池から使用すれば、日中の電力不足も解消されます。
また自由化後はいろんなプランの電気料金が出てくると予測されています。
安い時間に蓄電して高い時間に使うことで電気代を削減するのはもちろん、電気代の高い時間に電気を使う予定がなければ貯めた時間の電気代より高く売れるところに売電するという使い方も出来るようになります。
このように突然の停電に備えたり、様々な電力会社のプランを活用するためにも蓄電池はなくてはならない物になっていきます。