蓄電池を知る 第221回 『今年のFIT制度について(1)』
2016.1.8
みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、今回は太陽光発電に関連する「今年のFIT制度」についてお話致します。
「これまでは買取価格を決めて、導入量は市場に任せていきたいが、再生可能エネルギーの最適なポートフォリオを組むためにも、量を規定し、入札方式によって、買取価格に競争原理を働かせる」・・・という議論が経産省の有識者会議であがっているようです。
爆発的に増え始めた太陽光ですが、やはり他のエネルギーとのバランスが悪いようです。
どちらかというと、太陽光発電の買取価格は批判をあびてしまう傾向にあります。
理由としては、やはり「国民負担」という部分があり、さらに諸外国と比較しても買取価格は高いのです。
実際に海外はどうかというと、2015年の段階で、
ドイツ:約12円/kWh
イタリア:終了(終了直前は約20円/kWh
スペイン:終了(終了直前は約18円/kWh
日本:27円/kWh
と、ご覧のように格段に高いのです。
これは原価+適切な利潤を上乗せして買い取る、という仕組みの上で設定された価格なのですが、そもそもこの価格設定が高いせいで、「日本の買取価格は国際基準と比較して2倍近くのコストを払って買い取る上、パネル価格なども高止まりしている」など、導入費用が高いままなのも、この買取価格が高いせいなのでは?という懸念があげられているということですね。
ではどうするのがベストなのでしょう?・・・次回に続きます!
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