BCP対策としての蓄電池のメリットとは?
<目次> |
今回は産業用蓄電池について解説いたします。
1.産業用蓄電池とは? |
そもそも、蓄電池とは充電して電気を貯めておくことができ、必要な時に電気機器に電気を供給することができる二次電池・バッテリーのことです。
東日本大震災が発生してから緊急時に備えたバックアップ体制を整えておくことが必要という認識が広がってきました。
蓄電池には「家庭用」と「産業用」があります。家庭用は一般家庭に設置するもので、産業用は工場やオフィス等に設置する蓄電池のことを示します。
家庭用蓄電池と産業用蓄電池の違いに明確な定義はありませんが、一般的には「容量の違い」であるとされています。産業用蓄電池のほうが容量が大きいです。
2.BCP対策とは? |
蓄電池のメリットとしてBCP対策として有効であるということがあげられます。
まず、BCP対策とは何かということについて簡単に説明いたします。
新型コロナウイルス感染症の発症にもあったように、現在、外部環境の影響で企業はいつ業務を継続できなくなるか分からない状態にあります。その他の外部要因では、自然災害、テロ、システム障害等、いつ未曾有の自体が生じるか予想しがたい状況にあります。
そのような事態にあったとしても、重要な業務が継続できる施策を用意し、生き延びることができる計画をBCP(Business Continuity Plan)と言います。危機的な状況に陥ってから対応策を考えるのではなく、危機的な状況になった場合のことを平時の際に予測しすぐに行動・対応できる計画を策定しておくことが肝要です。
3.BCP対策としての蓄電池のメリット |
「産業用蓄電池」は異常気象や地震など有事の際の電力供給に活用することができますので、BCP対策の一環として有効です。
また、緊急時だけでなく、平時の際にも電気代削減という効果をもたらます。
<産業用蓄電池の導入メリット>
【緊急時】
「産業用蓄電池」に電気をためておくことで、緊急時に停電が発生し、電力会社からの電力供給がストップしてしまっても、蓄電池にある電気を利用することができます。
また、太陽光発電を導入していれば、余剰分を蓄電池に貯めて、夜間や悪天候の際にも電力を確保することが可能です。
【平時】
・電気の基本料金削減
「産業用蓄電池」を導入することで、電力が最も必要とされる時間帯に電気を供給すること(ピークカット放電)によって、最大需要電力を抑え「電気基本料金」を下げることができます。
電気代削減についての詳細は下記のコラムに掲載しておりますので、ぜひご覧ください!
⇒「蓄電池の導入で電気代削減ができる理由」を読む>>
「産業用蓄電池」や「自家消費型太陽光発電」を導入する場合は補助金を活用すればよりお得に導入することができます!
企業のBCP対策、レジリエンス強化を行うことをおすすめいたします!
4.最後に |
太陽光発電、蓄電池、省エネ設備のことならいつでもご相談ください!
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