カーボンニュートラルとは?企業が取り組むべきことを解説
<目次> |
1.カーボンニュートラルとは? |
2020年に政府より「2050年カーボンニュートラル宣言」が発表されて以来、メディアなどで「カーボンニュートラル」という言葉を見聞きする機会が増えています。しかし、「カーボンニュートラル」って、そもそもどういうことなのか「カーボンニュートラル」について、解説いたします。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出が全体として状態になることを指します。
「温室効果ガス」ですから、日本が目指す「カーボンニュートラル」は、CO2だけに限らず、メタン、N2O(一酸化二窒素)、フロンガスを含む「温室効果ガス」を対象となっています。
そして、もう一つのポイントは「排出量ゼロ」ではなく、「全体としてゼロにする」を目指すというところにあります。現代社会において、排出量ゼロを達成することは容易ではありません。そこで、排出量が「プラスマイナスゼロ」になるようにすることを目指します。
2.カーボンニュートラルが注目される背景とやるべきこと |
では、なぜカーボンニュートラルがここまで注目されるようになってきたのでしょうか。
カーボンニュートラルを目指す背景には、深刻化している地球温暖化の問題があります。
気候変動の要因の一つが温室効果ガスであるといわれています。ですから、温室効果ガスの排出量を何とかして減らすことが今求められています。
気候変動対策をとった場合:2050年には0.3~1.7°C気温が上昇
現状を上回る気候変動対策をとらなかった場合:2050年には2.6~4.8°C気温が上昇する
との予測される調査結果が発表されています。
もしこのまま気温が上昇した場合には、以下の事態が発生する可能性があるという研究があります。
世界の年平均気温が3℃以上上がった場合に起こること
水 | 湿潤熱帯地域と高緯度地域における水利用可能量の増加 数億人の人々が水ストレスの増加に直面 |
生態系 | 最大30%の種の絶滅、広範囲にわたるサンゴの絶滅 種の分布範囲の移動および森林火災のリスクが高まる |
食料 | 小規模農家、自給農業者、漁業者への複合的で局所的な負の影響 低緯度地域における穀物生産の低下傾向 |
沿岸域 | 洪水および暴風雨による被害の増加 |
健康 | 熱波、洪水、干ばつによる罹患率および死亡率の増加 いくつかの感染症媒介動物の分布変化 |
このような事態を防ぐために世界各国でカーボンニュートラルに向けた動きが進められているのです。
ビジネスにおいてもカーボンニュートラル、脱炭素に向けて行動を起こしているかどうかは企業を選ぶ指標として重要になってきます。
利益だけでなく、このような社会への貢献度が、企業が生き残っていくうえで必要です。
そのために今からやっておくべきことは「再生可能エネルギーの導入」です。
再生可能エネルギーを利用することによって、電力消費における温室効果ガス排出量を大幅に抑えることができます。
導入しやすいのは「太陽光発電」です。
太陽光発電は環境にやさしいエネルギーであり、電気代の削減や災害時の非常用電源の役割など付加価値が大きいです。
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
3.最後に |
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