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お役立ち資料【令和5年度】経済産業省の省エネ・再エネで活用できる概算要求をまとめて解説！
今回は、環境省に引き続き令和5年度の経済産業省から発表されている予算案の情報をピックアップし、太陽光発電で活用できる事業をご紹介させていただきます。
経済産業省概算要求額
2023年の経済産業省の予算は以下のようになっています。
| 令和4年度第2次 補正予算額 |
令和5年度 当初予算案 |
|
| 一般会計 | 109,072億円 | 3,495億円 |
| エネ特 | 2,202億円 | 7,052億円 |
| 特許特別会計 | － | 1,454億円 |
| 合計 | 111,274億円 | 16,896億円 |
| 令和4年度第2次補正予算額と 令和5年度当初予算案の合計 |
128,170億円 | |
参考：経済産業省関係 令和4年度補正予算・令和5年度当初予算案のポイント
経済産業省では大きく6つの分野への予算を用意しています。
①エネルギー価格高騰への対応／エネルギー安全保障・資源の安定供給の確保
②中小企業・小規模事業者等の事業継続・生産性向上・転嫁円滑化・資金繰り支援
③経済社会課題解決への大胆な官民投資（脱炭素社会の実現）
④挑戦を後押しする基盤の整備
⑤国際経済秩序の再編における主体的な対外政策
⑥東京電力福島第一原発の廃炉や福島の復興/防災・減災、国土強靱化の推進
太陽光発電等のエネルギー関連の予算は主に①と③からでています。
昨今高騰している電気代への対応や、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて太陽光・風力・地熱・水力・バイオマス等の再生可能エネルギーの普及を促進させることを目的に補助金が用意されています。
先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金
こちらは工場・事業場における省エネ性能の高い設備・機器の導入の際に使用することができる補助金となっています。
■令和5年度予算案 26,100百万円（令和4年度当初予算25,320百万円）
■事業概要
（１）先進事業
工場・事業場において大幅な省エネを実現できる先進的な設備の導入支援
（２）オーダーメイド型事業
個別設計が必要となるオーダーメイド設備の導入を含む設備更新等支援
（３）エネマネ事業
エネマネ事業者と共同で作成した計画に基づくEMS制御や高効率設備の導入、運用改善を行うより効率的・効果的な省エネ取組について支援を行います。
| 事業 | 補助率 | 上限 |
| （１）先進事業 | 中小企業：10/10、大企業：3/4 | 15億円 |
| （２）オーダーメイド型事業 | 中小企業：10/10、大企業：3/4 ※投資回収年7年未満 中小企業：1/3、大企業：1/4 |
15億円 |
| （３）エネマネ事業 | 中小企業：1/2、大企業：1/3 | 1億円 |
需要家主導による太陽光発電導入補助金
■令和5年度予算案 10,500百万円（令和4年度当初予算12,500百万円）
■事業概要
再エネ利用を希望する需要家が、発電事業者や需要家自ら太陽光発電設備を設置し、FIT/FIP制度・自己託送によらず再エネを長期的に利用する場合の設備支援
■補助率
自治体連携型：2/3
その他：1/2
蓄電池設備の導入：1/3
■ポイント
①令和5年度より新たに蓄電池併設型の設備導入支援を拡充
②FIT/FIP・自己託送を活用しないこと
③一定規模以上の新規設置案件であること
④8年以上一定量以上の電気の利用契約等を締結すること
クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金
こちらは電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電設備の導入をする際に使用可能です。
■令和5年度予算案 10,000百万円
■事業概要
（1）充電インフラ整備事業等
電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の充電設備の購入費及び工事費や、V2H充放電設備の購入費及び工事費、外部給電器の購入費を補助
（2）水素充てんインフラ整備事業
燃料電池自動車等の普及に不可欠な水素ステーションの整備費及び運営費を補助
■補助率
（1）充電インフラ整備事業等：定額または1/2
（2）水素充てんインフラ整備事業：2/3または1/2
クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金
こちらは電気自動車やハイブリッド自動車を購入する際に使用可能な補助金となっています。
■令和5年度予算案 20,000百万円
■事業概要
導入初期段階にある電気自動車や燃料電池自動車等について、購入費用の一部補助を通じて初期需要の創出や量産効果による価格低減を促進するとともに、需要の拡大を見越した企業の生産設備投資・研究開発投資を促進
■補助率
定額または2/3
再エネの導入については、令和5年度も補助金が豊富です！
再エネの導入については、弊社にご相談ください。