蓄電池を知る 第234回 『電力小売前面自由化、本格始動!(2)』
みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、今回も前回に引き続き、「電力小売前面自由化、本格始動!」についてお話致します。
まず、新しくみなさんに電気を供給しようと、「新電力事業者」として参入しようとしている会社の一部をご紹介しましょう。
・ソフトバンクエナジー
・丸紅
・オリックス
・NTT(ドコモ)
・KDDI
・東京ガス
などです。
さて、もっとも馴染みがあるといえば、孫正義社長で有名な、ソフトバンクでしょう。
このソフトバンクが電力の自由化になぜ関係しているの?という話ですが、実は密接に関係しているのです。
というのも、ソフトバンクの事業母体は、携帯電話をはじめとする通信事業です。
この通信事業の主な収入源は、皆さんが月々にソフトバンクに支払う携帯電話の使用料金です。
実は、この電話の通信料金が今回ご紹介する電気料金と非常に近い関係にあるのです。
新電力事業者は、電気販売という新規事業においては、まだ2016年4月までは、一応顧客は一人もいない状態です。
しかし、携帯電話の契約者となれば、数百~数千万人の利用ユーザがいます。
彼ら、ソフトバンクやNTTが目をつけているはこの既存の自社のお客様なのです。
彼らは、電力の自由化が開始すると、電気料金プランと電話料金プランをセットにすることで両方金額が下がりますよ!
というキャッチフレーズでお客様の電気契約を、
九州電力 → ソフトバンクエナジー
へと移行させようと考えているのです。
もちろん既存の電力も黙ってはいません。
まさに、電力をめぐる仁義なき顧客獲得競争が始まろうとしているのです。
諸外国を見ていると、既存の大手電力会社へ「テコいれ」をしたり規制をかけたりする国もあるようですが、基本的には自由競争になります。
賢い電気の使い方が出来る電力会社を選びましょうね!
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