蓄電池を知る 第43回 『深夜電力はなぜ安い』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第43回 『深夜電力はなぜ安い』

2014.11.5

蓄電池ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は蓄電池とも関係の深い深夜電力について見ていきたいと思います。
九州電力管内の電気料金は契約種別によって異なります。
従量電灯、季時別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯など様々な契約種別がありは容量や使う時間帯によって変わります。
ひとつだけ共通しているのは午後10時~午前8時までの時間帯が料金の一番安い(10.29円/kWh)時間帯という事です。
なぜ夜の10時から朝の8時までは電気料金が安いのでしょうか?
昼間は多くの工場や会社が動いて、活動する人が多いので電気の需要が多くなりますが深夜は多くの人が眠っていますし、企業も休止していることが多いので電力需要が少なくなります。
しかし、電力会社は一番需要の多い時間にあわせて発電能力を保たないといけないので、できるだけ昼間の電力使用を減らして、夜間にシフトしてもらいたいのです。
ピーク電力を減らすという事は、それだけ電力会社の設備投資が少なくなるという事に繋がりますので、将来的には電気料金が下げる事が出来るかも知れませんね。
蓄電池を使う事は深夜電力の活用、ピークカットの両方に対応出来ます。