蓄電池を知る 第28回 『電動バス』
2014.10.23
2015年から東芝などがワイヤレス充電式の電気バスを運行させる実証実験を始めます。
ワイヤレス充電とは、電気自動車など現在はプラグを直接差し込んで充電していますが、駐車場などに設置された充電スタンドの周辺に車やバスを停めるだけで車内の蓄電池に充電される仕組みです。
充電のたびに車内から降りてプラグを抜き差しする手間が省けるようになります。
特に雨の日などは、ワイヤレス充電が出来るようになると便利になりますね。
この実証実験は環境省のプロジェクトにも採用されています。
2015年から2年間、全日本空輸(ANA)の社用バスの一部を電気バスに切替えて走らせる予定になっています。
羽田空港周辺と整備基地、貨物ターミナルを結ぶ路線の社用バスで実験されますのでみなさんもご覧になる機会があるかもしれないですね。
こののような実験が重ねられ、ワイヤレス充電の技術が進歩すると、最終的には走りながらの充電も可能になるのでは?と言われています。
そうなれば電気自動車や電気バスの普及がより一層早まりそうですね。