蓄電池を知る 第5回 『蓄電池の種類』
2014.10.6
こんにちは、アフタープラスの守川です。
今回は蓄電池の種類についてお伝えします。
蓄電池は太陽光発電との併用の仕方で2つのタイプに分かれます。
まず1つめは蓄電池に深夜電力で貯めた電気を昼間に使用することで太陽光発電の売電量を増やす事ができるタイプです。
今まで太陽光発電が動いている時間は発電した電気を使っていましたが、蓄電池から使いますので売電量が増えます。このため、このタイプは押上げ効果ありと呼ばれます。売電単価はW発電扱いになり30円になります。
それでも売電単価は買電よりも高いのでメリットになります。昼間の時間帯に多く電気を使うご家庭や屋根面積の関係で太陽光発電の容量があまり多く載せられなかったご家庭に最適です。
2つめは太陽光発電が発電している時間帯は蓄電池からの電気を使わずに、朝や夕方の時間を蓄電池で賄って電気代を削減するタイプです。
こちらは太陽光発電の売電量は変わりませんので売電単価は今まで通りになります。このタイプは押上げ効果なしと呼ばれます。
しかし、電気代の安い時間に貯めてそれより高い時間に使用することでメリットが生まれます。
どのタイプの蓄電池がお得かはご家庭によって異なります。
皆様のお宅には、どちらのタイプがお得かシミュレーションしてみてはいかがでしょうか?