蓄電池を知る 第15回 『省エネ時代』
2014.10.14
最近、「省エネ」という言葉を本当によく耳にします。
今日は、なぜ今、省エネが必要なのか?を考えてみたいと思います。
今後20年間における世界のエネルギー需要量は、アジアを中心とした世界経済の発展により、現在の約1.3倍になると言われています。
このままのペースで需要が増え続け同じように消費していくと、計算上では約50年で石油は無くなってしまうという予測もされています。
また、石油や石炭などの化石燃料を大量に使うことで地球温暖化も加速しています。
温暖化の影響で、ゲリラ豪雨や海面の上昇など、身近に感じる現象が起きています。
温暖化を完全に止めることは難しいかもしれませんが、少しでもそのスピードを遅らせること、また、限りある資源を長く使うための努力は必要です。
そこで私たち一人ひとりが、限られたエネルギーを無駄なく使い、いかに少ないエネルギーで快適な生活を送る事が出来るかを考え、実践していく必要があります。
必要ない照明をこまめに消したり、冷暖房の設定温度を1度上げる、といった小さな積み重ねを一人ひとりが意識して行う事によって、大きな省エネに繋がっていきます。
小さな事だからと疎かにせず、みんなで真剣に取り組んで行きましょう。
次回は蓄電池が省エネに貢献できるのか?を考えてみましょう!