蓄電池を知る

蓄電池を知る　第18回　『ゼロエネルギー住宅』

今日は最近目に付くことが多くなった光熱費ゼロ住宅と、ゼロエネルギー住宅について比べてみましょう。
光熱費ゼロ住宅というのは、年間光熱費の収支がゼロ（電力会社から電気を買う金額より太陽光発電などで電気を創って売った金額の方が多くなる）になる住宅の事です。
電気の使用量が少ないご家庭や、太陽光発電の設置容量が大きいご家庭は光熱費ゼロを達成しやすくなります。
一方ゼロエネルギー住宅とは、簡単に言うと、消費するエネルギーよりも創り出すエネルギーの方が多い住宅の事です。
高断熱、高気密な建材でエネルギー使用を押さえ、高効率な機器で電気を賢く使い、太陽光発電などの自然エネルギーで発電して電気を創りだすことによって、消費するより多くのエネルギーを作り出します。
全ての住宅が自分で使う以上のエネルギーを作り出せたら、すごい事になりますね！
また、化石燃料を使用するエネルギーを全く利用しないという事も可能なので、それなら、CO2排出ゼロ住宅という事にもなります。
今の生活レベルを変えることなく、環境保全にも貢献できるなんて、素敵ですね!!