蓄電池を知る 第37回 『非常時の蓄電池の動き』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第37回 『非常時の蓄電池の動き』

2014.10.31

蓄電池ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
蓄電池を設置したら、非常時にどれくらいの電気を使う事が出来るのか?
みなさん気になりますよね?
蓄電池は通常、電力会社から電気が供給されている状態と停電している状態では使用できる電力が違います。
メーカーやタイプによって異なりますが停電時は1.5kW程度の出力が出来る蓄電池が多いようです。
1.5kWと言われてもピンとこないですよね。
テレビ220w、携帯電話の充電15w、照明100w、冷蔵庫120w、電気ケトル250wとすると合計630wとなり、これらすべてを蓄電池で賄う事が出来ます。
非常時にこれだけ使えると安心できますよね。
事前に分電盤への接続工事をして停電の時に使う機器の設定をしておくと、停電を検知すると自動的に運転が切り替わりますので面倒な操作も必要ありません。
太陽光発電の自立運転コンセントから取り出せるのも同じ1.5kWですが、太陽光発電の自立運転機能はパワーコンディショナに付いているコンセントに差し込んで接続した機械しか使えません。
また、発電量は常に一定ではありませんのでデスクトップパソコン等を繋ぐのは危険です。(急な発電量の低下により、パソコンの電源が落ちてデータや、本体が壊れたりする可能性があります)
やはり非常時には安定した電気を複数同時に使える蓄電池がおすすめです。