蓄電池を知る 第55回 『蓄電容量と使用可能容量』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第55回 『蓄電容量と使用可能容量』

2014.11.14

蓄電池ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は蓄電池の容量について見ていきたいと思います。
蓄電池の性能のひとつに蓄電容量(どれだけ電気を貯められるか)がありますが、貯めた電気を全部使えるわけではありません。
例えば弊社で取り扱っている京セラの蓄電池は蓄電容量7.2kWですが実際に使用できるのは80%ですので、7.2kW×80%×94%(直流から交流に変換する時の損失)=5.41kWとなります。
約5.4kWの電気を使う事が出来ますので以前ご紹介した災害時に必要な電気630Wでしたら約8.5時間使う事が出来ます。
もう一つ見てみましょう。
東芝の蓄電池は蓄電容量6.6kWですが、東芝は容量すべて使う事が出来ますので6.6kW×94%(変換による損失)=6.2kWとなります。災害時に必要な電気630wだと9.8時間使えます。
このように蓄電容量だけでは実際に使える容量は分かりません。
ぜひライフソーラーにお尋ねください。