蓄電池を知る 第114回 『【Panasonic】創蓄連携システムの基本性能(容量、出力、設置場所)について』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第114回 『【Panasonic】創蓄連携システムの基本性能(容量、出力、設置場所)について』

2015.4.6

みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、補助金情報は一旦お休みしまして、また各メーカーのご説明をさせて頂きます。
今回からは補助金対象の「Panasonic」の蓄電池についてお話いたします。
Panasonicからは現在、3種類の家庭用蓄電池が発売されていますが、これはそのうちの1つである、創蓄連携システムと呼ばれる、太陽光発電と蓄電池とを連携させて使うことをコンセプトとしている製品です。
それでは、今回のテーマ、『基本性能(容量、出力、設置場所)について』を見てみましょう。
容量は2タイプあり、一つが5.6kWhタイプ、もう一つが11.2kWhタイプです。
出力に関しては、停電時の出力によって2種類に分かれます。
一つが停電時100Vタイプで、もう一つが停電時100V/200Vタイプです。
いずれも停電時の蓄電池からの出力は2kVAまでです。
設置場所は、パワーコンディショナーの働きをする「パワーステーション」が屋外設置で、リチウムイオン蓄電ユニットが屋内設置になります。
パワーステーションの設置条件(設置を避ける場所)は、以下の通りです。
・系統電源が100Aを越える場所
・高圧受電契約内の建物
・地盤面にコンクリート床の基礎工事(アンカーボルト固定)が出来ない場所(建物の2階以上の場所)
・周囲温度が-20℃以下あるいは40℃以上の場所、直射日光が当たる場所
・常時湿度が高い場所
・騒音(約45dB以下)について厳しい制約を受ける場所
・積雪により製品が埋没する場所
・湿度変化が激しい場所(結露なきこと)
・標高が1000mを越える場所
・<耐塩害仕様>海岸線より約300m以内の場所(内海は300m以内に設置可)
※「耐塩害仕様」でないパワーステーションは海岸線から1km以上離れた場所に設置すること
・海水飛沫および潮風に直接さらされる場所

また、リチウムイオン蓄電ユニットの設置条件(設置を避ける場所)は、この通りです。
・屋外
・窓際など雨のかかる場所
・周囲温度が動作温度範囲(0℃~40℃)外の場所の設置
・洗面所や脱衣所、台所のような著しく湿度の高い場所
・騒音(約30dB以下)について厳しい制約を受ける場所
・湿度変化が激しい場所(結露なきこと)
・標高が1000mを越える場所

です。熊本・鹿児島であれば、塩害以外は気にすることなく設置が可能ですね!
太陽光発電がPanasonic、だという方には特にお薦めの製品です。
鹿児島・熊本で設置を検討されているあなた!
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