蓄電池を知る 第172回 『【4Rエナジー 蓄電池】注目されている理由②』
みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!!アフタープラスの守川です!
さて、今回は「スマートコミュニティ2015リーフ用バッテリー」についてお話いたします。
6月17日に東京ビッグサイトで開幕した「スマートコミュニティジャパン2015」開催されました。
そこではやはり「4Rエナジー」が注目を集めていました。
もともと4Rエナジーは、2010年9月に住友商事と共同で使用済み2次バッテリーの再利用(Reuse)、再販売(Resell)、再製品化(Refabricate)、リサイクル(Recycle)を手掛ける4R(フォーアール)エナジー社を設立されています。主に「リーフ』用の蓄電バッテリーを製造しており、今回のパワーバックシステムもそれを利用したものです。
今回展示会で公開された装置では、コンテナの中にリーフ用のバッテリーが3~4台分、そのまま入るようになっていて、250人規模の避難所で3日間の給電が可能になるということです。
価格は4,000~5,000万円の予定で、現在事前申し込みでの注文受けています。
今回、このような展示会に出ていたのには意図があるようです。
現在、全世界でのリーフの販売台数は約18万台程度に留まっています。
この販売の伸び悩みを、リーフ以外にもバッテリーを活用しよういうことです。
実際「日産の首脳陣からも バッテリー を何に使ってもいい、どこに売ってもいいと言われていまして、これから形を変えていろいろなものが出てくるでしょう」と、日産出身の加東重明社長は話をしています。
その一例がこの移動電源車用のパワーバックシステムのようです。
もう一つが同じく今回展示したポータブル蓄電池「ポーチク」です。
こちらは街でよく見かけるキャスター付きのキャリーバッグのような形状をしています。
その中にバッテリーが入っています。そして横にコンセントが付属されている形です。
タイプは大小の2種類あり、大が約2,000Whで、小が約1.000Whです。価格は大が約35万円、小が約24万円になります。
蓄電池にも新たな裾野が広がってきそうです。
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