蓄電池を知る 第202回 『太陽光発電接続保留問題で、ますます「蓄電池」が加熱!(1)』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第202回 『太陽光発電接続保留問題で、ますます「蓄電池」が加熱!(1)』

2015.11.11

みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!!
アフタープラスの広報担当と言えば!どうも守川です。
さて、今回は家庭用蓄電池ではなく、大型の蓄電池の需要が増えてきている、というお話です。
「太陽光発電接続保留問題で、ますます「蓄電池」が加熱!」というお話をさせて頂きます。
太陽光発電の急速な普及に伴い、再生可能エネルギーに併設する大型蓄電池の導入機運が高まってきています。
呼び水として期待されるのが、太陽光発電の接続保留問題を受け、経済産業省が開始した「再生可能エネルギー発電事業者のための蓄電システム導入支援事業」と呼ばれる事業です。
上記はメガソーラー(大規模太陽光発電所)などに蓄電池を併設する場合の補助金制度です。補助金の総額は265億円。
補助の上限額は1件当たり5億円なので、単純計算で53カ所以上の蓄電池併設型の再エネ発電所が建設されることになりますね。
やはり、太陽光の拡大スピードに制度変更が追い付かないのが実態なんです。
そこでまず、蓄電池の導入を後押しして経済性を高めることで普及を促進して、電力会社による再エネの出力抑制を極力、回避する狙いなのです。
すでに政府の補助金に頼らず、メガソーラーに蓄電池を併設するケースが出てきています。
2015年4月、鹿児島県の徳之島で完成し、売電を開始した出力1.99MWのメガソーラー「御船徳之島太陽光発電所」が、それにあたります。
不動産などを手掛ける御船ホールディングス(大阪市)が建設したもので、同発電所には、大型のリチウムイオン蓄電池が併設されました。
実証事業ではなく民間の発電事業であり、政府の補助金なしで大型蓄電池を併設した国内最初のメガソーラーです。
メガソーラーと蓄電池システムを合わせた全体のEPC(設計・調達・施工)サービスは、太陽光発電システム販売のエジソンパワー(千葉県木更津市)が担当しています。
蓄電池システムは、韓国「サムスン」のSDI製。蓄電池の容量は780kWh!大きいですね。
徳之島は離島のため、系統電力の規模が小さく、メガソーラーを接続すると、周波数が不安定になってしまうので、蓄電池を活用してこうした変動を抑制します。
少し大掛かりで難しいお話でしたが、やはり太陽光と蓄電池は切っては切り離せないものなんです。
続きは次回、お送りいたします。
鹿児島・熊本で蓄電池の設置を検討されているあなた!!
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