蓄電池を知る 第220回 『国内の蓄電池市場とその予測について』
みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、今回は「国内の蓄電池市場とその予測」についてお話いたします。
矢野経済研究所が行った今回の調査は2015年5~9月に、定置用蓄電池(ESS)関連メーカーや蓄電システム関連企業に対し、専門研究員が文献調査とヒアリングによって行いました。
対象とした定置用蓄電池は、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、レドックスフロー電池、NaS電池の5種類です。聞きなれない電池が多いですね。
ちなみに家庭用に設置されているのは、リチウムイオンか鉛が多いです。
調査結果によると2015年の定置用蓄電池の国内市場規模(メーカー出荷容量ベース)は、前年比194.1%の58万1491kWh(キロワット時)となる見込みだということです。
利用用途としては、住宅蓄電池が5割以上と最も高い比率を占め、市場のけん引役になっています。
補助金の受付が終了したことから、2016年は成長率が鈍化する可能性もあるが、FITの10年間の契約期間終了を見据えた提案が2019年頃から始まることから、引き続き高い成長率を維持する見込み、とのことです。弊社もそのように予測しています。
今後の用途を見てみると、やはり住宅用蓄電池が今後も市場成長のけん引役となる見込みです。
これまで住宅用蓄電池は「非常用の備え」が導入の主目的となっていたが、今後は「電力を自家消費するためのツール」としての蓄電池需要が高まると予測しているようです。
さらに、PV買取価格の下落傾向、電気料金の上昇傾向も需要を後押しするとの予測もあるようです。
やはりこれからは蓄電池が必要になってくる時代ですね!やる気が出てきました!!
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