蓄電池を知る 第222回 『今年のFIT制度について(2)』 / 太陽光発電のライフソーラー
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蓄電池を知る 第222回 『今年のFIT制度について(2)』

2016.1.9

みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、今回は前回に引き続き、太陽光発電に関連する「今年のFIT制度」についてお話致します。
現在、あがっている来年のFIT制度としては、以下の4つです。
A方式:現行価格決定方式の運用厳格化
・事業者にとって、年度毎に価格が決定されるため、予見可能性が低い。
・直近(毎年)の導入量やコスト実績データを踏まえて価格決定するため、柔軟な対応が可能、他方、価格の設定を誤ると、急速な導入拡大や導入停滞を生む恐れがある。

B方式:価格低減率をあらかじめ決定する方式
・事業者にとって、将来の価格が見通せるため、予見可能性が高い。このため事業者によるコスト低減努力、イノベーションを促しやすい。
・対技術革新やコスト変化が著しい場合、将来を見通した価格低減率の設定は難しい。

C方式:導入量に応じて価格低減率を変動させる方式
・理論的には導入実績に応じた価格決定の実現を目指す仕組み。
・導入量と低減率、2つの要素を決める必要がある、適性なすうちを設定するのは難しく、事業者にとって導入量を予見することは困難であり、買取か買うに関する予見可能性が低い。

D方式:入札方式
・事業者にとって自分で決めた入札額に基づくため買取価格は予見可能となるが、そもそも落札できないリスクが生じる。
・競争を通じてコスト効率的な事業者から導入が進むことが期待される。

それぞれ長所・短所がありますね。
ちなみに太陽光発電の先進国のドイツでは、この方式を全て経験し、2015年から入札方式をはじめています。
これ次第で、以降のエネルギー事情が変わってくるでしょう。
鹿児島・熊本で設置をご検討されているあなた
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