蓄電池を知る 第230回 『蓄電池を活用した分散型電力社会(3)』
みなさんこんにちは! 鹿児島・熊本で蓄電池を設置するならアフタープラス!
アフタープラスの守川です。
さて、今回は前回に引き続き、「蓄電池を活用した分散型電力社会」についてお話いたします。
このシリーズは今回で最後となりますのでお付き合い下さい。
東日本大震災以降、エネルギー政策の方向性として、クリーンエネルギーへの重点シフトが打ち出されています。
すなわち原発依存度を低減し、化石燃料依存度を下げるべく、省エネルギーを進めるとともに、再生可能エネルギーや蓄電システム等にエネルギー構造の重点を大きくシフトしていこうというものです。
その際、エネルギー需給においても、1人1人の需要家自らが、重要な役割を担うことになります。
すなわち、国民一人一人がエネルギーの需要家であると同時に、エネルギーの生産者として再生可能エネルギーや蓄電システムを駆使することにより、従来の「集権型エネルギー」から「分散型エネルギーシステム」に転換していくことであり、その第一歩はすでに始まっています。
太陽光や蓄電池を設置して頂いた我々のお客様は、この一歩に貢献して頂いているということですね。
国もしっかりと予算を予定しているようです。
16年度の産業技術関係予算(科学技術関係予算)は、総額7,000億円(うち新しい日本のための優先課題推進枠:1,385億円)と、本年度の4,839億円から30%増となっています。
重点的に取り組む政策は、イノベーションを生み出す環境整備に向け、オープンイノベーションの推進等のため、産総研と大学、公設試と中小・中堅企業等の産学官の「橋渡し」機能の強化等を実施することや、中長期的な我が国の産業競争力の向上等のために投資すべき分野を中心に策定した技術戦略等に基づき、IoT、人工知能、ロボット等、戦略的ナノテク・材料分野等、健康医療分野、ものづくり産業等に加えて、革新的エネルギー・環境技術にも注力していくようです。
鹿児島・熊本で設置をご検討されているあなた
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